キリスト教の世界観・価値観をもとに、聖母マリアの模範にならい、次代の女性としての品格や優しさ、賢さを身につけます。また、聖書を学び様々な活動を経験することで、感謝の心や隣人愛を育みます。

広く世界に羽ばたいて活躍できる真の国際人の育成を目指しています。外国語コミュニケーション能力を磨いて国境や人種を超えた人間理解を深め、留学制度や海外研修を通じてグローバルな視野を養います。

設置者 学校法人 聖マリアの無原罪学園(理事長 小島美栄子)
学校名 聖マリア女学院高等学校(校長 玉腰久美子) / 聖マリア女学院中学校(校長 玉腰久美子)
課程・学科 全日制・普通科(高等学校:入学定員120人)
創立 昭和38年4月(高等学校) / 昭和62年4月(中学校)

スペインのバルセロナ・ビクで生まれた修道女カルメンサジェスは、1892年12月、ブルゴス市に女子教育を目的とする聖マリアの無原罪教育宣修道会を設立しました。 「愛がなければ教育は不可能である」という教育理念から、スペインに15校の学校を次々と開校。 彼女の意志を受け継いで、ブラジル、イタリア、アメリカをはじめベネズエラ、ザイール、ギニアなど世界17カ国に160校を越える姉妹校が設立されました。

日本における同修道会の教育活動は、1953年、コンセプシオン、アッセンシオン、ピラールの3人のマドレス(修道女)の来日にはじまります。 日本語や日本の風土に馴染むための期間を経て、1958年には名古屋に、日本で初めての聖マリアの無原罪教育宣教修道院、並びに聖マリア幼稚園を設立。 続いて1963年4月には、岐阜市福富201番地に聖マリア女学院高等学校を創立させるに至りました。 マドレス来日10年目にして誕生した本格的なカトリック女子高校は、県や市、スペイン本国の援助はもとより、岐阜カトリック教会の神父をはじめ、教会関係者らの協力のもと、神の祝福を受けて開校。 続いて、1987年4月には聖マリア女学院中学校を併設しました。

これは総合学園をめざす本学院にとって、本学院独自で且つ特色ある学校教育をさらに充実、推進するためのもので、教育基本法の精神に則り、学校教育法等に従い、 キリスト教精神による宗教的情操教育を基盤として中学校と高等学校教育との一貫性を考慮しながら、心身の発達に応じた中等教育を施す学校として発展を遂げています。

「教育は愛なり」。これは学院の創立者マドレ・カルメン・サジェスの言葉です。スペイン語を直訳すると、「教育することは愛することである」という意味になります。
「愛する」という言葉は、日本人にとって、馴染みのない言葉ですが、「大切にする」という言葉に置き換えることができると思います。教育とは、先生が子供たちを大切に思い、人を大切にすることを教えることだと思います。
その前提となっているのは、聖書にある「隣人を自分のように愛しなさい」(マタイによる福音書23章39節)というキリストの言葉です。
このような抽象的な概念は、教育現場で実践されることによってのみ身につくものであることは言うまでもありません。
マリアで学ぶ生徒は、聖書という授業の中で、また、数々の宗教行事のある学校生活のなかで、それらを体得していくことになります。そして、愛し愛される女性へと成長していってくれることを願っています。

授業の一貫として聖書を学ぶほか、聖書朝礼やチャペルでの祈り、練成会など、肌でキリスト教に触れる機会を多数設けています。自己と真摯に向き合いながら、人を思いやる心と品格を育み、聖書にもとづくキリスト教の世界観・価値観を学ぶことで、女性として心豊かに成長していきます。

毎週月曜日の朝は、聖書朝礼で一日が始まります。校長先生や先生方の話を聞き、感想を書きます。一週間の指針となる聖書の言葉を全校で共有します。また、週に一度、学年でチャペルに集まりお祈りを捧げます。

ミッションスクールにとって、人間教育の中心となるのが聖書です。本校では、中1から高3まで、「聖書・倫理」の授業があります。聖書の授業を通して、自己をみつめ、他者のために生きる心を育みます。

毎年5月に行う修養会です。学年ごとに設けられたテーマに沿った体験学習や講話、宿泊研修などを通じて、カトリック校で学ぶ意義を分かち合います。また、新しい学年での仲間づくりのきっかけにもなっています。

中2から高2までの4年間、年に2回福祉施設を訪問し、お年寄りとふれあったり、車イスでの生活や視覚障がい者の生活体験を行います。他者を思いやる心を育み、人間としての成長を図ります。

経済的な理由で学校に通うことのできないフィリピンに住む学生を、各クラスで一人ずつ担当し、学校に通い教育を受けられるように支援する活動です。手紙のやり取りをして交流し、「他者のために生きる」ということを学びます。

「英語教育の聖マリア」と呼ばれるように、英語をはじめとした語学教育に力を入れています。語学は、世界へ羽ばたくための翼。ネイティブスピーカーによる指導や独自の海外語学研修、留学サポートなどを通して生きた語学力と豊かな国際感覚を養い、国際的に活躍するような女性を育てています。

日本人教師と外国人教師が協力して授業を行うTT(チームティーチング)を、中1・中2で週6時間のうち3時間、中3で週6時間のうち2時間採用。また、教科書は定評のある「Progress in English」と「Get Ahead」を使用し、「読む」「書く」「聞く」「話す」の4技能を高めます。さらに、中1の3月には、1泊2日で英語漬け生活が体験できるESS(イングリッシュスプリングスクール)にも参加できます。

中2の3月は11日間のオーストラリア研修(希望者対象)、高1の3月は1か月間のカナダ研修または10日間のイギリス研修を選択し海外研修(希望者対象)に参加できます。カナダ研修では、一人一家庭でホームステイを体験します。

毎年20名前後の生徒が世界各国に一年間の長期留学に挑戦。学校もさまざまなサポートを行っています。留学を通して語学力の向上はもちろん日々の生活へ感謝する心の成長が期待できます。

授業を通して身につけた英語力を、英語検定に挑戦することで成果につなげます。通訳ガイドや英語検定1級の資格を持つ日本人英語教員とネイティブ英語教員の面接練習を放課後行います。

岐阜大学と連携して英語力向上と異文化交流を目的とした交流プログラムを行っています。

SET(Spring English Training) ※中学生対象  春の5日間、岐阜大学教育学部英語講座の学生が来校し、授業(1年間の総復習)を行います。 ETC(English Training Class)   ※高校生対象  年に12回、岐阜大学の海外留学生が来校し、英語で会話や文化交流を行います。

語学教育のほかにも、学力を伸ばす学習カリキュラムが充実しています。基礎知識の習得や苦手内容の克服から、発展的内容の理解や応用力の養成まで、幅広くサポート。

英語と数学では、中3から高2まで、一人ひとりの習熟度に合わせた授業を行っています。特に高1・高2の英特・特進コースでは2クラスを3クラスに編成し、少人数教育で徹底的にサポートします。また、全教室に電子黒板を完備。

放課後の7・8限授業では、大学受験に必要な問題演習力を行います。センター試験や大学入試(2次試験)対策講座を各90分間実施。中学では希望者を対象に、実力テスト前に発展内容の演習を実施します。

第1・3・5土曜日は出校日としており、総合的な学習(学年行事)と授業を実施します。また、休校日の土曜日にも、希望者対象の土曜補習を行っています。

一人ひとりの学習意欲向上を目指し、中学生は補充・質問会、高校生は補習・質問会を実施します。苦手内容の克服や発展内容の理解に努め、6年間きめ細かくサポートします。